プロジェクトストーリー

STORY

カンボジアプロジェクト高村康太

目指すは現地の自走

プロジェクトのきっかけ

KMTの起源はカンボジアにあり、会社の前身はチョルモイツアーズ。カンボジアでスタディツアーを行っていました。
私自身も学生時代に6回カンボジアへ渡航し、のべ6ヶ月ほど滞在しました。カンボジアを知るなかで、この場所が好きになり国際協力に興味を持ち、今日にいたります。

KMTのカンボジア支援事業で使用している現地のコンテンツは、チョルモイツアーズから受け継いだものであり過去には、KMTの社員が駐在していました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、現地在住の日本人スタッフの帰国が余儀なくされました。
現地在住社員が帰国した2020年2月から修復を開始した2022年8月までは、現地のコンテンツを運営することができず、まさに空白の2年半となってしまいました。
改めて、現地の自走を目的とした活動がしたいと思い、カンボジアプロジェクトを本格化させることになりました。

日本にいながら
現地スタッフと連携

多様性を大切に

登録支援機関として日本に拠点があり現地での常駐が難しく、現地スタッフが必要でした。
そこで手を挙げてくれたのが、レアッカナーという弊社運営のスラムの日本語学校で日本語を学習した生徒でした。不自由なく日本語が話すレベルまで成長しており、日本語指導の立場になっています。現地にいるレアッカナーやインターンシップの学生とともに、私は日本からプロジェクトを進めています。

苦悩

多様性を大切に

KMTは様々な国籍や職種、企業の方々と関わらせて頂ける環境にあります。
内輪だけでなく、カンボジアに関わりがない方々をどう巻き込むか、一方的でなく双方の可能性を広げる取り組みの模索が課題です。
また、弊社とカンボジア現地の人々が相互に尊重しあいながらプロジェクトをすすめていけるよう、現地の管理や開発をリモートでマネジメントしていく事にやりがいを感じながらも難しさを感じています。

カンボジアプロジェクトの行方

多様性を大切に

現時点でKMTカンボジアプロジェクトは、破損した建物の修復や保育園・日本語学校の開校が完了し、土台作りの段階です。
2023年2月からはインターンシップ生を採用し、レアッカナーを含め常時3名以上で現地コンテンツの管理と開発をスタートしています。現地の「自走」に向け、教育事業と観光事業でプロジェクトを加速させていきたいと考えています。